
Q:御社のSNSの取り組みや位置付けについて簡単にお教えください。
A:スタッフがお客さまと繋がるツールとして、2015〜2016年頃からインスタグラム、TikTok、WEAR、YOUTUBE、自社EC内のコーデ・ブログなどでの発信を推進しています。
Q:弊社の木村が実施する「VAレクチャー(コンサルティング)」は2017年からご利用いただき早5年が経ちました。振り返ってみて当時ご利用していただくきっかけ(決め手)は何だったんでしょうか。
A:当時(スタッフの発信強化を強め始めた頃)、まだノウハウが固まらず模索中だったので、誰か良いアドバイザーがいないかと思案していました。そんな折、(木村麗が登壇する)セミナーのようなものに参加した時にこの人なら!と思いお声がけしました。
Q:VAレクチャーを5年間ご継続いただいている中で、スタッフの意識や撮影品質など、5年前と比べて大きく変わった部分(成果)はありますか。
A:スタッフの意識やモチベーションは格段にアップしています。結果、参加スタッフも大幅に超え、撮影品質もかなり向上したと自負しています。
Q:撮影アプリ「UUULA」については弊社がサービスをリリースした直後の2020年にご導入を決めて頂き2年が経ちました。こちらも当時のご導入の決め手についてお聞かせください。
A:クオリティをアップするにしても、研修だけではリソースも限られるので課題を感じていた際に、基本を簡単に押さえられるツールを提案いただき、導入を決定しました。参加人数も多くなる中、共通言語を社内で持つことも大事だったので、良いタイミングだったと思います。
Q:パル様にはUUULAアプリを全社でご導入いただいる上に、アプリの利用率も高いです。御社内には「スタッフコーデやSNSコンテンツはUUULAで撮影する」というのがある程度浸透しているように見えますが、利用を始めてから特に投稿品質やInstagramの数値上の伸びなど、目に見える成果はありますか。
A:投稿品質のベースが大きく伸びています。それもあってか、2022年9月現在でInstagramの個人アカウントのフォロワー合計数が500万人を超え、SNS全体では800万人に近付いています。
Q:Instagram解析ツール「UUULA ANALYTICS」は、2021年にまずは全公式アカウント向けにご導入いただき、2022年には1,000名を超える社内インフルエンサー向けにもご導入いただいています。こちらも導入のきっかけと、導入したことによる成果についてお聞かせください。
A:定性的な評価やフォロワー数で話をしがちですが、培ってきたスキルをノウハウとして蓄積して再現性を高めるために中身を可視化して定量的にKPIを置いていくことが必要でした。導入の結果、共通言語や中間のKPIで会話ができるようになり、方針のぶれを減らすことができていると思います。また、定量的に会話ができるようになることで納得性や継続性も高まったように思います。
Q:御社のSNSの取り組みや位置付けについて簡単にお教えください。
A:リアル店舗、Eコマース、両方の集客視点から見ても重要な位置づけをしている。4G、5Gの通信スピードと共に、縦動画など更に情報を伝える方法が変化してきていて、常にその中心にあるのはSNSの存在であり、何よりお客様がSNS経由での来訪・情報を知る量が増えている。
Q:「VAレクチャー(コンサルティング)」および撮影アプリ「UUULA」は2020年からお取り組みが始まり、現在まで継続してご導入いただいております。振り返ってみて当時ご利用していただくきっかけ(決め手)は何だったんでしょうか。
A:特にファッションだとより画像のクオリティや撮り方が重要になる。同じスタイリングやアイテムで撮影しても撮り方次第で魅力的に見えるか?その逆になるのか?が明確に分かれてくる。SNS、EC自体の写真=情報の伝達/ブランディング自体にもかかわってくる。弊社だと4000名以上のスタッフが自身のスマフォで写真を撮っているが、その写真自体のレベルが全体的に上がる事で、お客様にも、事業数字自体にも貢献できると判断し、導入する方向にしました。
Q:VAレクチャーやUUULAを始めてから、スタッフの意識やコンテンツの品質など、実感されている効果があれば教えてください。
A:まず結果は出ている。数年前の写真と現在の写真を比べても差は歴然。特に、4000名以上のスタッフが 各々で撮るスタイリング写真のレベルは全体的に上がった。結果としてEC自体に掲載しているスタイリング写真経由の売上は、この2年継続的に上がっている。うらら先生の教え方も上手ですし、仕事に対する本気度、何より人柄に皆共感していて、現場のムードも一緒に上がるので、本当に良い事例を作って頂いてる事に感謝している。
Q:御社の現在のSNSのお取り組みやマーケティングにおける位置付けについてお聞かせください。
A:弊社で展開してる「XLARGE」や「X-girl」といったブランドは、”ロゴ”デザインの認知や視認性が非常に高い。そういった点でSNSを活用したマーケティングは2次拡散、3次拡散としての効果が高いことから非常に注力しています。
その中でもスタッフ個人が発信するインスタグラム、TikTokに関しては会社全体として強化を進めていますね!
Q:御社とのお取り組みは2021年1月に開催した木村麗の講習会からとなります。もともと弊社及び木村麗を知っていただいたきっかけはなんでしょうか。また当時の印象などあればお聞かせください。
A:会社としてインスタグラム及びスタッフスタートを強化という方針は打ち出していたのですが、実際の撮影ノウハウ等はない状況だったので具体的にどう進めていくか。というところで悩んでいた時に、たまたま麗さんの講演会に参加していたスタッフから麗さんの存在を教えて頂きました。
そこから知人を介してコンタクトを取らせて頂き、お取り組みを開始させて頂きました。
初めてお打ち合わせをさせて頂いた際の印象は、自分自身の考え方に迷いが無い人だな。と
普通は多少、こちら側への気遣い?とかあるものですが最初からそうゆう無駄な忖度は一切なかったです(笑)
ただ、取り組みを開始することで、その当時停滞していたスタッフスタートの
運用が改善できる!という根拠のない確信がありましたね。
麗さんの言葉には、それだけ人を動かすチカラがある。と思います。
Q:その後は2021年3月から現在まで、木村によるVAコンサルティングとUUULAアプリをご利用いただいております。昨年ご利用を開始されてから良い変化を感じる部分があればお教えください。
A:この1年半で弊社スタッフの撮影に対する意識というのは劇的に変化しました。お取り組みを始めるまではスタッフ、店舗がそれぞれ独自の理論やルールで撮影などを行ってきましたが、UUULAアプリを導入することで、撮影スキームの共通化、ルールの徹底など投稿画像(テキストなども含め)クオリティ面もさることながら業務効率という点でも飛躍的に改善できました。
何よりも、スタッフが楽しんで使ってくれていることや自分たちで創意工夫しながら成果を出したいというマインドが醸成できていること、主体的に動くメンバーがどんどん増えてきていることが一番の成果ですね。